免責事項
本記事は植毛・自毛植毛に関する一般的な情報提供を目的としたもので、特定の治療やクリニックを推奨・保証するものではありません。植毛は医療行為であり、効果や仕上がりには個人差があります。施術の判断は医師の診察のうえご自身の責任で行ってください。本記事の利用により生じた損害について当サイトは責任を負いかねます。
※本記事には広告(アフィリエイト等)が含まれます。
植毛は、薄毛の悩みを根本から変えられる可能性のある治療です。一方で外科手術であり、費用も決して安くありません。だからこそ「やる前にデメリットをしっかり知っておきたい」「失敗して後悔したくない」と感じて調べている方が多いはずです。
この記事では、植毛の費用・効果・痛み・傷跡・定着率といったデメリットを、良い面だけでなく正直にまとめました。さらに、そのデメリットが避けられるものなのか、それとも植毛である以上どうしても付いてくるものなのかを整理し、後悔しないための考え方やクリニックの選び方まで解説します。
読み終えるころには、自分が植毛に向いているのか、やるとしたら何に気をつければいいのかを、落ち着いて判断できるようになるはずです。
植毛には2種類ある|自毛植毛と人工毛植毛でデメリットは大きく違う
ひとくちに植毛といっても、自分の髪を使う自毛植毛と、人工の毛を植える人工毛植毛では、デメリットの重さがまったく違います。まずはこの違いを押さえておきましょう。
自分の髪を移植する自毛植毛のデメリット
自毛植毛は、薄毛になりにくい後頭部などの髪を毛根ごと採取し、気になる部分へ移植する方法です。自分の組織を使うため拒絶反応が起きにくく、定着すれば半永久的に生え変わります。
ただし、外科手術であるがゆえのデメリットもあります。費用が高い、効果の実感まで時間がかかる、移植できる本数に限界がある、術後に一時的な痛みや腫れが出ることがあるなどです。これらは記事の後半でひとつずつ解説します。
人工の毛を植える人工毛植毛のデメリットと推奨されない理由
人工毛植毛は、ナイロンなどの合成繊維で作った毛を植える方法で、手術当日からボリュームが出るのが利点とされてきました。
しかし、体にとっては異物のため、感染症や炎症、拒絶反応を繰り返しやすく、定期的な再植毛が必要になるという大きなデメリットがあります。日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインでも、人工毛植毛の推奨度は最も低い「行うべきではない」とされており、安易におすすめできる方法ではありません。
これから検討するなら自毛植毛が基本になる
こうした理由から、現在の植毛は自毛植毛が主流です。この記事で「植毛のデメリット」として扱う内容も、とくに断りがない限り自毛植毛を前提にしています。
人工毛植毛を検討している場合は、リスクの大きさを十分に理解したうえで、医師とよく相談することをおすすめします。
植毛の主なデメリット7選
ここからは、自毛植毛で実際に語られることの多いデメリットを具体的に見ていきます。
1回あたりの費用が高くなりやすい
植毛は保険のきかない自由診療で、しかも外科手術のため、1回の費用がどうしても高くなります。移植する株数によりますが、まとまった範囲を植えると数十万円から100万円を超えることも珍しくありません。
ただし、考えるべきは1回の金額だけではありません。投薬やウィッグは続けるかぎり費用がかかり続けるのに対し、植毛は定着すれば追加のメンテナンス費用がかからないのが特徴です。長い目で見たときの総額で比べると、印象が変わることもあります。
効果を実感するまで時間がかかる
植毛は、植えた毛がいったん抜け、その後あらためて生えそろうまでに、おおよそ1年ほどかかります。すぐにフサフサになるわけではありません。
逆に言えば、急に毛量が変わらないぶん周囲に気づかれにくいという面もあります。とはいえ、短期間で結果を求める人にとっては、待つ時間そのものがストレスになりやすい点は知っておきましょう。
移植できる本数や密度に限界がある
移植する毛は自分の後頭部などから採取するため、採取できる量には限りがあります。薄毛の範囲が広いほど、1回ですべてをカバーするのが難しくなります。
また、1平方センチメートルあたりに植えられる本数にも上限があり、もともとフサフサだった頃と同じ密度を完全に再現できるとは限りません。広範囲の薄毛では複数回に分けたり、優先順位をつけてデザインする必要があることを理解しておきましょう。
施術前に刈り上げが必要な場合がある
毛を採取する後頭部などを、施術前に短く刈り上げる方法が一般的です。人前に出る仕事の人や、髪型を変えたくない人にとっては気になるポイントでしょう。
近年は刈り上げずに採取できる術式を用意しているクリニックも増えています。仕上がりまでの過ごし方が気になる場合は、刈り上げないプランがあるかを事前に確認しておくと安心です。
移植した毛がすべて定着するとは限らない
植えた毛のすべてが必ず生着するわけではありません。定着率は術式や術後の過ごし方、そして施術するスタッフの技術によって変わります。
定着率が低いと、せっかく採取した貴重な毛を無駄にしてしまいます。定着率は仕上がりとコスパに直結するため、クリニック選びでとくに重視したいポイントです。
医師の技術によって仕上がりが変わる
植毛は、毛を1株ずつ採取し、向きや角度を考えながら植える繊細な手術です。そのため、担当する医師やスタッフの経験と技術によって、定着率も見た目の自然さも大きく左右されます。
同じ植毛でも、結果に差が出やすい治療だということです。料金の安さだけで選ばず、症例や実績を確認することが後悔を防ぐ近道になります。
植えた部分以外の薄毛の進行は止められない
植毛は、植えた部分の髪を取り戻す治療であって、それ以外の場所の薄毛の進行を止める治療ではありません。薄毛の原因がAGAの場合、植えていない部分が将来薄くなり、境目が不自然になってしまうこともあります。
そのため、薄毛の進行が続いている人は、植毛とあわせて飲み薬などのAGA治療を併用するケースが多くあります。
植毛で起こりうる副作用と術後のリスク
植毛は自分の組織を使うため重い副作用は起こりにくいものの、外科手術である以上、術後に出やすい症状があります。あらかじめ知っておけば、過度に不安になることを防げます。症状がいつまで続くかや仕事復帰の目安は植毛のダウンタイムについて解説した記事もあわせて参考にしてください。
腫れ・痛み・赤み
麻酔が切れたあとに、施術部分や採取部分の痛み、赤み、腫れが出ることがあります。前頭部の施術では、麻酔の影響でまぶたのあたりが一時的にむくむこともあります。
多くは数日から1週間ほどでおさまり、痛みは痛み止めでコントロールできる範囲とされています。
傷跡が残る場合がある
メスで頭皮を帯状に切り取る従来の方法では、後頭部に線状の傷跡が残りやすく、回復にも時間がかかります。
一方、メスを使わず毛根を1つずつくり抜く方法では、傷が小さく目立ちにくいのが特徴です。傷跡が気になる人は、メスを使わない術式に対応しているかを確認するとよいでしょう。
一時的に抜け毛が増えるショックロス
術後しばらくして、移植した毛やその周辺の毛が一時的に抜けることがあります。これはショックロスと呼ばれる現象です。
植毛したのに抜けると驚いてしまいますが、多くは一時的なもので、その後あらためて生えてくるとされています。必ず起こるわけではなく、知っておくだけで不要な不安を避けられます。
かさぶた・かゆみ・一時的なくせ毛
術後はかさぶたができたり、回復の過程でかゆみを感じたりすることがあります。かさぶたは1〜2週間ほどで自然にとれていきます。
また、植えた直後の毛が一時的に縮れたりくせ毛のようになることもありますが、多くは伸びてくるうちに落ち着いていきます。
感染症などのまれなリスク
頻度は高くありませんが、採取部や移植部が感染を起こす可能性はゼロではありません。こうしたリスクを抑えるためにも、衛生管理がしっかりしたクリニックを選び、術後のケアの指示を守ることが大切です。
植毛で後悔・失敗した人によくあるパターン
検索では、失敗例の写真を探す声も多く見られます。ショッキングな画像に振り回されるより、どんなときに後悔につながりやすいのかを知っておくほうが役に立ちます。
仕上がりが不自然で思った髪型にならなかった
生え際の角度や毛の流れが不自然になると、植えたことがかえって目立ってしまいます。これは技術差が出やすい部分です。
事前に理想の髪型を具体的に伝え、症例写真でデザインの傾向を確認しておくことで、イメージのずれを減らせます。
想像していたほど密度が出なかった
密度には限界があるため、フサフサな状態を期待しすぎると物足りなく感じることがあります。希望の密度に届かず、追加で2回目の施術を検討する人もいます。
カウンセリングの段階で、移植株数でどの程度の密度になるのかを現実的にすり合わせておくことが大切です。
費用が当初の見積もりより膨らんだ
薄毛の範囲が広いと必要な株数が増え、結果として費用が想定を上回ることがあります。複数回に分かれると、その都度費用が積み上がります。
基本治療費と1株あたりの料金、追加費用の有無を最初に確認しておくと、後からの「思ったより高かった」を防げます。
数年後に別の部分が薄くなってきた
植毛後に、植えていない部分の薄毛が進行し、境目が気になってくるケースです。AGAは進行性のため、植毛だけで将来まで安心とは限りません。
進行が見られる場合は、AGA治療を併用して全体のバランスを保つ計画を立てておくと安心です。
植毛のデメリットは避けられるものと避けられないものに分けて考える
ここまで挙げたデメリットは、すべてが同じ性質ではありません。自分の工夫では変えにくいものと、選び方しだいで防げるものを切り分けて考えると、必要以上に不安にならず、対策に集中できます。
自分では変えられないデメリット
効果の実感まで時間がかかること、移植できる本数に上限があること、保険がきかず自由診療になることなどは、植毛である以上どうしても付いてくる性質です。
これらは「なくす」のではなく、あらかじめ理解して受け入れたうえで計画を立てるのが現実的な向き合い方です。
クリニック選びで防げるデメリット
一方で、傷跡の目立ちやすさ、定着率の低さ、不自然な仕上がりといったデメリットは、術式や医師の技術に左右されるため、クリニックを慎重に選ぶことで大きく減らせる部分です。
つまり、後悔の多くは「植毛そのもの」ではなく「どこで受けるか」で決まるとも言えます。
治療の組み合わせで減らせるデメリット
植えた部分以外の薄毛が進むという弱点は、AGAの飲み薬などを併用することである程度カバーできます。
植毛を1回きりの手術と考えず、薄毛全体をどう管理していくかという視点を持つと、将来の後悔を減らせます。
デメリットを踏まえても植毛が向いている人・向いていない人
デメリットを理解したうえで、自分が植毛に向いているのかを考えてみましょう。
植毛が向いている人
薄毛の範囲が比較的はっきりしている人、薬を飲み続けることに負担を感じている人、長い目で見て根本的に見た目を変えたい人は、植毛のメリットを受け取りやすいタイプです。
生え際や、すでに毛が生えてこなくなった部分を改善したい人にも向いています。
今は急がない方がいい人
薄毛がまだ初期で進行中の人、若くて将来どこまで薄くなるか読みにくい人は、いきなり手術を選ぶより、まず投薬で進行を抑えながら様子を見るのが無難な場合があります。
費用面の準備がまだ整っていない人も、焦らずに情報を集める段階から始めるとよいでしょう。
植毛以外の薄毛治療との比較
植毛が唯一の選択肢ではありません。主な薄毛対策を、特徴の違いで比べてみましょう。
| 自毛植毛 | 1回で根本的に見た目を変えられるが、初期費用が高く効果実感まで時間がかかる |
|---|---|
| 飲み薬・塗り薬(AGA治療) | 進行を抑え毛量維持を目指せるが、やめると元に戻りやすく継続が必要 |
| 増毛・ウィッグ | すぐにボリュームを出せるが、メンテナンス費用がかかり続ける |
どれが正解かは、薄毛の状態や予算、優先したいことによって変わります。多くの場合、植毛と投薬を組み合わせるのが現実的な選択肢になります。
植毛で後悔しないためのクリニックの選び方
前述のとおり、後悔の多くはクリニック選びで防げます。植毛は自由診療の美容医療でもあり、日本皮膚科学会の美容医療診療指針でも、施術前にリスクや費用を十分に説明することが重視されています。厚生労働省も美容医療を受ける前の注意点として、効果だけでなくリスクや副作用まで理解し、その場の勢いで契約しないよう呼びかけています。最低限おさえておきたい4つの視点を紹介します。
症例数と医師の実績を確認する
植毛は技術差が出やすい手術です。症例数が豊富で、自分と似た悩みのビフォーアフターが見られるクリニックほど、仕上がりをイメージしやすくなります。
定着率や術式を確認する
メスを使わない方法か、刈り上げない方法に対応しているかなど、術式によってデメリットの出方が変わります。定着率の考え方やアフターケアの体制もあわせて確認しましょう。
料金体系とトータル費用がわかりやすいか確認する
基本治療費と1株あたりの料金、追加費用の有無が明確かどうかは重要です。必要な株数でいくらになるのか、総額の見積もりを出してもらうことで、後からの想定外を防げます。
無料カウンセリングで相性を確かめる
多くのクリニックが無料カウンセリングを行っています。デメリットやリスクまで丁寧に説明してくれるか、無理な勧誘がないかを、複数院で比べてから決めるのがおすすめです。国民生活センターも、不安をあおる勧誘や割引モニター契約による美容医療のトラブルが増えているとして、その場で契約や施術をせず慎重に判断するよう呼びかけています。
植毛におすすめのクリニック10選
ここでは、植毛・自毛植毛に対応する代表的なクリニックを紹介します。下の比較表でクリニック名や画像をタップすると、それぞれの詳しい解説に移動できます。費用は税込の目安で、株数や術式により変わるため、最終的な金額はカウンセリングで確認してください。費用相場や選び方まで掘り下げて比べたい場合は、自毛植毛のおすすめクリニックを徹底比較した記事もあわせてご覧ください。
| クリニック | 主な術式 | 費用の目安(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
![]() アイランドタワークリニック |
i-Direct/U-Direct(FUE系) | 基本22万円+990円/株〜 | 自毛植毛専門の最大手で症例数が豊富 |
![]() 親和クリニック |
MIRAI法/NC-MIRAI法(FUE系) | 500株 約71万円〜 | 刈り上げない術式に強み |
![]() アスク井上クリニック |
切らないi-SAFE(FUE系) | 基本22万円+880円/株〜 | 生え際デザインと丁寧なカウンセリング |
![]() 紀尾井町クリニック |
NHT式(FUE・FUT両対応) | 手術費22万円+660〜990円/株 | 1998年開院の専門院でFUTにも対応 |
![]() 湘南AGAクリニック |
スマートFUE/ノンシェーブ | 基本料0円+720円/株〜 | 全国展開でモニター制度が充実 |
![]() AGAスキンクリニック |
Hair Strong植毛(FUE系)ほか投薬・メソセラピー | 基本11万〜22万円+1,067円/株〜 | 全国展開のAGA治療大手で植毛にも対応 |
![]() ヨコ美クリニック |
FUT(メガセッション)/FUE | FUT 500株 467,500円〜(基本料なし) | 横浜の老舗で論文発表も多い |
![]() KM新宿クリニック |
FUERS植毛(自毛)/人工毛植毛 | カウンセリングで要確認 | 世界初の人工毛植毛を実用化したニドーグループ |
![]() カミノクリニック |
カミクリ式(CFUシステム) | 基本治療費22万円+440円/株〜 | 提携院が多く費用を抑えやすい |
![]() ニューエースクリニック |
ニューエース式(QFUシステム) | 基本10万円+500円/株〜(福岡院の例) | 植毛と幹細胞・薬を組み合わせるケア |
アイランドタワークリニック

| 主な術式 | 独自のi-Direct(刈り上げ式)とU-Direct(刈り上げない式) |
|---|---|
| 対応エリア | 新宿・大阪・名古屋・福岡 |
| 費用の目安 | i-Direct 基本22万円+990円/株、U-Direct 1,650円/株 |
| 向いている人 | 実績や安全性を重視して失敗を避けたい人 |
メリット
- 自毛植毛専門で累計症例が非常に多く、実績が豊富
- 刈り上げないU-Directがあり、髪型を変えずに受けられる
デメリット
- 仕上がり重視のため料金はやや高めの設定
- U-Directはさらに費用が上がる
自毛植毛を専門に行う最大手の一つで、独自のi-Direct法は国内シェアが高く、累計の症例実績も豊富です。後頭部などから採取した株を、空気圧を使うインプランターでスピーディーに植え込むため、手術時間が短く体への負担を抑えやすいのが特徴です。施術は新宿・大阪・名古屋・福岡の4院で受けられます。
刈り上げないU-Directを選べば、来院時と同じ髪型のまま帰宅でき、周囲に気づかれたくない人にも向いています。交通費・宿泊のサポートや全額保証プラン、術後のフォロー体制も整っているため、費用は高めでも、実績と安心感を重視して初めての植毛で失敗したくない人に向いています。
親和クリニック

| 主な術式 | 独自のMIRAI法、刈り上げないNC-MIRAI法など |
|---|---|
| 対応エリア | 新宿本院・銀座・新宿西口・大阪・名古屋・福岡 |
| 費用の目安 | 500株 約715,000円〜 |
| 向いている人 | 刈り上げずに高密度で植えたい人 |
メリット
- 刈り上げないNC-MIRAI法など術式の選択肢が豊富
- メスを使わず傷が目立ちにくい施術に対応
デメリット
- 高密度な術式は費用が上がりやすい
- 人気のため希望日が埋まりやすいことがある
メスを使わない独自のMIRAI法をベースに、刈り上げないNC-MIRAI法や、コストを抑えつつ目立つ部分だけ刈らないUnited-MIRAI法など、複数の術式をそろえているクリニックです。0.8mm前後の極細パンチを使うことで傷や痛みが残りにくく、ダウンタイムが短いのが特徴で、症例の蓄積も豊富です。
新宿本院・銀座・新宿西口・大阪・名古屋・福岡の各院があり、いずれもターミナル駅から近い立地です。刈り上げたくない人向けの方法に力を入れているため、人前に出る仕事の人や髪型を変えたくない人に向いています。費用が気になる場合はモニター制度やメディカルローンも利用できます。
アスク井上クリニック

| 主な術式 | メスを使わない切らないi-SAFE(進化したFUE) |
|---|---|
| 対応エリア | 西武新宿駅すぐ |
| 費用の目安 | 基本治療費220,000円+スタンダードi-SAFE 880円/株(刈り上げないアンシェーブンは1,430円/株) |
| 向いている人 | 生え際のデザインや自然な仕上がりを重視する人 |
メリット
- 20年以上の経験を持つ院長による丁寧なデザイン
- 吸引機能付きパンチなどで頭皮への負担を抑える工夫
デメリット
- 院数が限られ、地方からは通いにくい場合がある
- 料金は株数しだいで変動する
自毛植毛と薄毛治療に特化した専門クリニックで、西武新宿駅からすぐという通いやすい立地にあります。院長が考案した切らないi-SAFEは、吸引の力を使って浅い刃入れでグラフトを採取するため切断率が低く、1日で最大4,000グラフトの移植に対応できるとされています。
患者一人ひとりの骨格や顔のバランスに合わせた自然な生え際づくりを大切にしており、後頭部を刈り上げないアンシェーブンi-SAFEも選べます。カウンセリングに時間をかけて必要な株数や費用を丁寧に見極める姿勢にも定評があるため、初めてで不安な人や、生え際の仕上がりにこだわりたい人に向いています。
紀尾井町クリニック

| 主な術式 | NHT式自毛植毛(FUEとFUTの両方に対応) |
|---|---|
| 対応エリア | 東京本院・新大阪院 |
| 費用の目安 | 手術費22万円+FUE 990円/株・FUT 660円/株(眉毛・ひげは1,100円/株、別途 血液検査4,000円) |
| 向いている人 | 術式を比較しながら選びたい人 |
メリット
- 1998年開院の専門院で、長年のノウハウがある
- 国内では数少ないFUTとFUEの両対応
デメリット
- 院数が2院で通えるエリアが限られる
- FUTは傷跡の特性を理解しておく必要がある
アメリカ由来のNHT式を国内に導入した、自毛植毛のパイオニア的な存在です。1998年の開院以来、植毛を専門に続けており、累計の症例も豊富です。広範囲の移植に向くFUTと、傷が目立ちにくいFUEの両方に対応できる国内では数少ないクリニックで、状態に合わせた選択がしやすいのが強みです。
医師が時間をかけてカウンセリングを行い、手術まで一貫して同じ医師が担当する体制をとっています。所属医師は国際毛髪外科学会の会員で、FUTとFUEの両方を扱う立場からのセカンドオピニオンにも対応しています。東京本院と新大阪院の2院で、遠方の人には宿泊のサポートも用意されています。
湘南AGAクリニック

| 主な術式 | スマートFUE法、刈り上げないノンシェーブFUE |
|---|---|
| 対応エリア | 全国の主要都市 |
| 費用の目安 | 基本料0円+720円/株〜(モニター価格あり) |
| 向いている人 | 費用を抑えたい人、近くで受けたい人 |
メリット
- 基本料0円で、1株あたりの単価が比較的抑えめ
- 全国展開で通いやすく、モニター制度もある
デメリット
- 大手ゆえに担当者との相性は確認しておきたい
- プランや条件が細かいため事前確認が必要
全国展開する大手で、刈り上げるスマートFUEと、刈り上げないノンシェーブFUEの両方に対応しています。基本料0円で1株あたりの単価が比較的抑えめなため、まとまった株数を移植しても総額を計算しやすいのが特徴です。
植毛だけでなく、メソセラピーや毛根再生注射、アートメイクなど薄毛治療全般を扱っているため、植毛とAGA治療を組み合わせて考えやすい点も強みです。モニター制度やメディカルローンも用意されているので、費用面のハードルを下げたい人や、近くの院で相談しながら進めたい人に向いています。
AGAスキンクリニック

| 主な施術 | Hair Strong植毛(FUE系の自毛植毛)、発毛薬・メソセラピー・アートメイクなど |
|---|---|
| 対応エリア | AGA治療は全国に多数、植毛は東京品川院・大阪西梅田院 |
| 費用の目安 | Hair Strong植毛 基本11万〜22万円+1,067円/株〜(刈り上げない術式は単価が上がる) |
| 向いている人 | 植毛から投薬まで幅広く相談したい人、まず薬で進行を抑えたい人 |
メリット
- 全国に院が多く、植毛から投薬まで幅広く相談できる
- Hair Strong植毛は国際毛髪外科学会の会長経験がある医師が担当
デメリット
- 植毛の施術院は東京品川・大阪西梅田に限られる
- 刈り上げない術式は1株あたりの単価が高くなる
全国展開するAGA治療の大手で、フィナステリドやミノキシジルを組み合わせた発毛薬を中心に、メソセラピーやアートメイクといった治療に強みがあります。院が多く通いやすいため、薄毛が気になり始めた段階でまず相談したい人に向いています。
さらに近年は、FUEを進化させたHair Strong植毛という自毛植毛にも対応しています。担当するのは国際毛髪外科学会(ISHRS)の会長を務めた経験を持つ医師で、刈り上げる基本プランから後頭部に手を加えず採取するプランまで、ドナーの状態に合わせて選べます。植毛の施術が受けられるのは東京品川院と大阪西梅田院で、料金は基本治療費にグラフト単価を加えた形です。植毛から投薬まで一つのクリニックでまとめて相談したい人や、植毛したあとに植えていない部分のAGA治療も続けたい人にとって、選択肢の一つになります。最新の取り扱い内容や料金はカウンセリングで確認しましょう。
ヨコ美クリニック

| 主な術式 | FUT(メガセッション)とFUE |
|---|---|
| 対応エリア | 横浜 |
| 費用の目安 | 基本料金なし/FUT 500株 467,500円、FUE 1株1,100円(250株以下は最低275,000円) |
| 向いている人 | 経験豊富な医師にじっくり診てほしい人 |
メリット
- 長年ヘア治療に取り組む老舗で、論文発表も多い
- FUTの大量移植にも対応できる
デメリット
- 横浜中心のため通えるエリアが限られる
- FUTは傷跡の特性を理解しておく必要がある
1963年の開院以来、長くヘア治療に取り組んできた横浜の老舗で、院長は植毛に関する論文の執筆や学会発表、著書も多い専門医です。後頭部を帯状に採取して一度に多くの株を移植できるFUTのメガセッションと、傷が目立ちにくいFUEの両方に対応しています。
基本料金がかからず、FUTは500株からの料金がわかりやすく設定されているのも特徴です。生え際のリメイクや傷跡への植毛、眉毛やまつ毛、女性の薄毛など対応範囲が広いため、経験豊富な医師にじっくり診てもらいたい人や、横浜周辺で相談先を探している人に向いています。
KM新宿クリニック

| 主な術式 | FUERS植毛(メスを使わないインプランター式の自毛植毛)と人工毛植毛(ヘアインプラント) |
|---|---|
| 対応エリア | 新宿 |
| 費用の目安 | カウンセリングで要確認 |
| 向いている人 | 新宿で相談先を探している人 |
メリット
- 植毛に長く取り組んできた歴史がある
- 自毛と人工毛の両方を相談できる
デメリット
- 人工毛植毛はリスクを十分理解する必要がある
- 費用は内容により変わるため事前確認が必要
1975年に世界で初めて人工毛植毛を実用化したニドーグループの一員で、植毛に古くから取り組んできた新宿のクリニックです。メスを使わずインプランターで植え込むFUERS植毛(自毛植毛)と、人工の毛を使うヘアインプラント(人工毛植毛)の両方を扱っています。
人工毛植毛は移植したその日からボリュームを出せる一方、定期的なメンテナンスや、感染・脱落などのトラブルのリスクがあります。自分の髪を増やしたいのか、すぐに見た目を変えたいのかによって適した方法が変わるため、両方の違いとリスクの説明をよく聞いたうえで判断することが大切です。料金は内容によって変わるので、カウンセリングで確認しましょう。
カミノクリニック

| 主な術式 | 日本製の機器を使うカミクリ式(FUE系) |
|---|---|
| 対応エリア | 銀座・大阪・福岡で施術、提携院は全国に多数 |
| 費用の目安 | 基本治療費22万円+440円/株〜(刈り上げないノンシェーブンは880円/株〜) |
| 向いている人 | 費用を抑えつつ自毛植毛を受けたい人 |
メリット
- 1株あたりの単価が抑えめでコスパを重視できる
- 提携院が多く、近くで無料カウンセリングを受けやすい
デメリット
- 施術できる院は限られる
- 実績の蓄積は大手専門院より少なめ
完全日本製の植毛機器CFUシステムを使うカミクリ式で、比較的抑えめの料金で自毛植毛を提供しているクリニックです。日本人の頭皮に合わせて最小化したパンチを使い、スピーディーかつ自然な仕上がりを目指しています。移植時にHAFやエクソソームなどの成長因子を注入し、細く弱くなった既存毛をサポートする点も特徴です。
施術は銀座・大阪・福岡で受けられますが、提携院を含めると無料カウンセリングを受けられる拠点が全国に多くあります。遠方の人には交通費・宿泊のサポートもあるため、費用を抑えつつ近くで気軽に相談を始めたい人に向いています。
ニューエースクリニック

| 主な術式 | 日本製機器を使うニューエース式(QFUシステム) |
|---|---|
| 対応エリア | 渋谷・福岡 |
| 費用の目安 | 福岡院のキャンペーン例で基本治療費10万円+500円/株〜(要確認) |
| 向いている人 | 植毛とあわせて薄毛全体をケアしたい人 |
メリット
- 植毛に加え、薬や成長因子を使うケアを組み合わせられる
- 生え際などのアートメイクにも対応
デメリット
- 院数が少なく通えるエリアが限られる
- 料金は内容により変わるため事前確認が必要
日本製の植毛機器QFUシステムを使うFUE植毛が中心のクリニックです。高速で回転するモーターと複数のハンドピースで、株へのダメージを抑えながら効率よく採取し、施術時間を短縮できるとされています。さらに移植時に成長因子を注入し、植えた毛の定着をサポートします。
植毛だけでなく、毛髪サイクルへのアプローチやヘアアートメイク、AGA内服薬を組み合わせたトータルケアを掲げている点が特徴です。渋谷・福岡の2院で、遠方の人には交通費・宿泊費の補助も用意されています。植毛と一緒に薄毛全体をまとめて相談したい人に向いています。
植毛のデメリットに関するよくある質問
最後に、植毛のデメリットについて検索で多く調べられている疑問にまとめて答えます。
植毛はやめたほうがいいと言われるのはなぜ?
費用が高い、効果まで時間がかかる、医師の技術で結果が変わるといった点が理由として挙げられます。ただしこれらは正しく理解し、実績のあるクリニックを選べば多くは対策できます。一律にやめるべきという話ではありません。どんな人が後悔しやすいのかは植毛はやめたほうがいいと言われる理由を解説した記事でも詳しく整理しています。
植毛しても、また薄くなる・禿げることはある?
移植した毛自体は薄毛になりにくい部分から採るため抜けにくいとされています。一方で、植えていない部分のAGAは進行しうるため、放置すると全体としては薄くなることがあります。心配な場合はAGA治療の併用を検討しましょう。
植毛の効果は何年くらいもつ?
定着した毛は、もともと抜けにくい性質を引き継ぐため、長期間にわたって生え変わり続けることが期待できます。ただし、他の部分の薄毛の進行までは保証されないため、全体の見た目は経年で変わる可能性があります。
ショックロスは必ず起こる?いつ落ち着く?
必ず起こるわけではありません。起きた場合も一時的なことが多く、その後あらためて生えてくるとされています。術後しばらくして抜け毛が増えても、過度に心配せず経過を見ることが大切です。
植毛した毛がすぐ抜けるのは失敗?
術後しばらくで植えた毛がいったん抜けるのは、多くの場合は正常な経過です。毛根は残っており、数か月後に新しい毛が生えてきます。ただし広範囲で生えてこない場合は、定着の問題が疑われるためクリニックに相談しましょう。
植毛が定着しなかった場合はどうなる?
定着率は100%ではなく、一部が定着しないこともあります。定着しなかった毛は再び生えてはきません。だからこそ、定着率や技術を重視してクリニックを選ぶことが、無駄を防ぐうえで重要になります。
植毛は痛い?痛みはいつまで続く?
手術中は麻酔を使うため強い痛みは抑えられます。麻酔が切れたあとに痛みや違和感が出ることがありますが、痛み止めでコントロールでき、数日から1週間ほどで和らぐのが一般的です。
植毛の傷跡は残る?あとから消せる?
メスを使う方法では線状の傷跡が残りやすく、メスを使わない方法では小さな点状で目立ちにくくなります。完全に消すのは難しい場合もあるため、傷跡が気になる人は術式選びの段階で相談しておきましょう。
植毛をしたことは周りにバレる?
毛は時間をかけて自然に生えそろうため、急な変化で気づかれにくいのが利点です。施術直後は刈り上げやかさぶたが目立つことがありますが、刈り上げない術式を選ぶと周囲に気づかれにくくなります。
植毛のあとも薬は飲み続ける必要がある?
薄毛の原因がAGAの場合、植えていない部分の進行を抑えるために、術後も飲み薬などを続けることがあります。植毛と投薬は役割が違うため、組み合わせて考えるのが一般的です。
海外の安い植毛はなぜ注意が必要?
海外では費用が安いケースもありますが、言葉の壁、術後のフォローの受けにくさ、衛生環境やトラブル時の対応といったリスクがあります。安さだけで選ばず、術後ケアまで含めて総合的に判断することが大切です。
植毛に保険は使える?
AGAなどによる薄毛治療は美容目的とみなされ、基本的に公的医療保険は使えません。全額が自己負担になるため、費用は自由診療として考えておく必要があります。
植毛は2回目・複数回が必要になることもある?
薄毛の範囲が広い場合や、より高い密度を求める場合、複数回に分けて施術することがあります。回数が増えるほど費用も積み上がるため、最初に全体の計画と総額の見通しを立てておくと安心です。
まとめ|デメリットを正しく理解して後悔のない選択を
植毛には、費用が高い、効果まで時間がかかる、本数に限界があるといった、避けにくいデメリットがあります。一方で、傷跡や定着率、仕上がりの自然さといった部分は、術式やクリニックの選び方しだいで大きく減らせるものです。
後悔を防ぐコツは、デメリットをひとくくりに怖がるのではなく、避けられるものと避けられないものに分けて考え、避けられる部分はクリニック選びとAGA治療の併用でしっかり対策することです。
まずは気になるクリニックの無料カウンセリングで、自分に必要な株数や費用、リスクの説明を直接聞いてみてください。複数院を比べたうえで、納得できる選択をすることが、満足のいく結果への一番の近道です。なお、最終的な治療方針は、必ず医師と相談して決めるようにしましょう。
